意外と知らない?ダイビングのライセンスの種類【初心者向け】

ダイビングによって起こる気をつけたい症状3つ

海の中を潜って未知の世界を知る事ができるスキューバダイビング。
しかし、気圧や水温の変化により、ダイビング中、またはダイビング後に様々な症状に陥ってしまう事もあります。
今回はダイビングをするにあたり気をつけるべき症状について紹介します。

お酒を飲んで酔ったような感覚「窒素酔い」

お酒を飲んで酔ったような感覚「窒素酔い」

窒素とは、私達が普段吸っている空気の中に約80%含まれている成分です。
私達が地上にいる分には、人体への影響は何もありません。
しかし、ダイビングを行い、体への圧力が増すことにより、タンク中の窒素が血液中に溶け込み、お酒を飲んで酔ったような症状を発生させる事があります。これを「窒素酔い」と言います。
窒素酔いの多くは深度30mくらいから起こる事があり、深度が深くなるほどその症状は重くなります。
お酒の耐性に個人差があるように、その日の体調、運動量など様々な状況により左右されるので、必ずしもこの深さで起こるとは限りません。
窒素酔いになると、

  • 自我を忘れる
  • 誤った判断
  • 安全への配慮の欠如

など、まさに「酔った」ような状態になってしまいます。

対処法

もしも自分自身や、一緒に潜ったバディに窒素酔いになってしまったような症状が見られた場合は、直ちに浮上し、浅い水深へ移動しましょう。
窒素酔いにかかっても、浅い場所にいくと、正常な状態に戻り、その後、影響や後遺症が残ることはありません。

寒いと感じ始めたら危険かも?「ヒートロス」・「ハイポサーミア」

寒いと感じ始めたら危険かも?「ヒートロス」・「ハイポサーミア」

水中では、熱の伝導率が空気中の約25倍にもなります。つまり、体温より低い水温の海中にいると、陸上にいる時と比べ、25倍も熱を奪われている、という事になります。

人が寒いと感じた時に体が震えるのは、失った体温を取り戻そうと、体が動いて熱の増産を行おうとしているためです。
しかし、それでも追いつかない時には、体温が下がり、意識不明の状態になってしまいます。

この体が熱を失っている状態を、「ヒートロス」と言います。
水中でヒートロス状態になると危険です。これが長く続くと、「ハイポサーミア(低体温症)」状態になり、手足のしびれや錯乱、昏睡状態など危険度が増してしまいます。

対処法

寒いと感じたら、ただちにダイビングを中止し、体を乾かし、ゆっくりと温めましょう。
冷えに対処しようとして、急激に温めると、一気に心臓に負担がかかり、ショック状態になってしまう可能性があります。
体が温まる甘い飲み物が有効とされていますが、意識がない状態では飲み込めず詰まらせてしまう事もあるので、状態をみて対処しましょう。

予防策としては、水温に適応したダイビングスーツを着用するようにしましょう。

  • 水温が低い所では、分厚いウエットスーツを着用する
  • ウエットスーツではなくドライスーツを着用する
  • 手足や頭を冷やさないように装備する

などの対策を行い、なるべく体を冷やさないように気をつけましょう。

ダイビング後に関節が痛い?「減圧症」

ダイビング後に関節が痛い?「減圧症」

ダイビング後、体に現れる症状で特に気をつけたいのがこの「減圧症」です。
ダイビング中に、体内に溶け込んだ窒素ガスが十分に排出しきれない状態で浮上してしまうと、余分な窒素ガスが体内の組織・血液内で気泡を形成し、血流を止めたり組織を圧迫する障害が起こります。これを減圧症と言います。

減圧症の症状として、一般的なのが、関節の痛みです。
肩・膝・肘などに強い痛みが現れます。
症状が重度になると、しびれ、痙攣、運動麻痺、意識低下などが生じます。
また、減圧症を完全に治療しないと、骨に後遺症が残り、ボロボロになってしまいます。

対処法

減圧症の治療は、専門医による、再圧治療が効果的です。
患者が、再圧タンクと呼ばれるものに入り、タンク内に圧力をかけ、患者の体内に残った気泡をなくし、肺から排出させ徐々に大気圧に戻していく方法です。

ダイビング後に関節が痛むかも…と減圧症の疑いがある場合は、専門の医療機関にすぐ相談しに行きましょう。
治療が早ければ早いほど効果があります。時間が経ってからでは後遺症が残ってしまう事もあります。

専門の治療や詳しい事については、下記サイトをご確認下さい。
DAN JAPAN

減圧症にならないための予防策としては、浮上をゆっくりと行う事です。
毎分9m以下のスピードで浮上するのがおすすめです。
バディや講師とも確認しながら、とにかくゆっくりゆっくり浮上するようにしましょう。
ダイビング前に出来る予防策もいくつかあります。

  • ダイビング前夜の飲酒、寝不足
  • 医薬品の使用
  • 水分不足や脱水症状 など

ダイビング後に気をつける点は

  • 飛行機や車での高所移動
  • ダイビング後の熱いお風呂やシャワー(ぬるい温度ならOK)
  • 水分不足や脱水症状

まとめ

いかがでしたか。ダイビングの楽しさでつい忘れてしまいそうなポイントもありますが、これらの項目に気をつけてダイビングを楽しむようにしましょう!
特に薬や体の異常については、必ず専門の医師に相談し、指示に従うようにしましょう。

写真引用: 写真AC

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