ビーチエントリー&エキジット

ダイビングの際、海に入ることを「エントリー」、海から上がることを「エキジット」と言います。
もっとも楽で安全なエントリーを常に考えましょう。
そのためにエントリー方法はいくつかのバリエーションがあります。

1.フィンを手に持ってエントリー

一般的に、波がなくエントリーしてすぐに深くならないようなエントリーポイントや、下がスロープではなくゴロタや岩場の場合は、フィンは手に持ってエントリーしたほうが楽です(ただし下がゴロタや岩場で、波が高い場合などは、あらかじめ滑らないところでフィンを履いてバディと体を支えあってゆっくりと入るのも一つの方法です)。

エントリーの方法は、ガイドロープがあれば、片手でしっかり握り、フィンをもう片手に持ったり、小脇に抱えたりして、ゆっくり歩いて海へと入るようにしましょう。

そして胸ぐらいの水深まで歩いていったら水中でフィンを履きましょう。こうすればタンクの重さも気にならずフィンを楽に履けるはずです。
ちなみに沖までフィンを履かずに歩いていくときは、腰を落として体を沈めて海底を蹴るように進むといいでしょう。

2.フィンをあらかじめ履いてから入水

マスクは、水中ではっきりと物を見るため、そして海水から目を保護するための器材です。
人間の目は、水中ではっきりと物を見るようにはできていません。マスクを用い、目と水の間に空気の層を作ることで、その先の水中でも物をはっきり見ることができるのです。
マスクには、2眼マスク、1眼マスク、多面タイプなどのさまざまなタイプがあります。
2眼マスクは最もポピュラーなタイプで、モデルバリエーションも多いです。
度入りのオプチカルレンズも揃っているものも多いので、視力矯正も容易にできます。
1眼タイプは、目と目の間にしきりがないので視界がすっきりしているのが特徴です。昔ながらの丸いレンズの一眼タイプは、カメラマンなどに愛好者が多くいます。
多面マスクは、正面以外にも下部やサイドにガラスをはめ込んだものです。視野が広いのが特徴です。

3.エントリーの注意点

次に、もしエントリーの際に波がある時の注意点です。
まずは波の様子をよーく観察してみましょう。波がどのくらいの強さなのか、どういったパターンで繰り返されているのかといった特徴をしっかりと掴んでから、波の影響が一番少ないタイミングで海へと入るようにしましょう。
波が引くタイミングで泳ぎ始めるとスッと海に入れるでしょう。
波がある時に特に注意しておきたいのが、波にマスクやレギュレーター、スノーケルを飛ばされることです。
できるだけ顔を海に入れるときには、マスクを片手で押さえてレギュレーターのマウスピースをしっかり噛んでおくようにしましょう。
エントリーは、海況とエントリー場所の状況によりエントリー方法をその度ごとに判断することが理想です。
慣れないうちは素直に施設やガイドに聞くこと、他のダイバーのエントリー方法を観察することが大事です。

ガイドロープがある場合は、しっかり掴まって海に入りましょう。フィンを持って入るか、履いて入るかはその場の状況によります。

ガイドロープがある場合は、しっかり掴まって海に入りましょう。フィンを持って入るか、履いて入るかはその場の状況によります。

波が高い時は、エントリー用スロープの上でフィンを履いているから海へ入りましょう

波が高い時は、エントリー用スロープの上でフィンを履いているから海へ入りましょう

4.エキジットは波の力を利用してスムーズにビーチへ上がりましょう。

エキジットの際、最初に行うことは、エキジットポイントの確認です。
エントリー用とエキジット用のスロープが分かれている場合なら、先にエキジットしたダイバーがしっかり上がりきっているかどうかを、もしエントリーポイントとエキジットポイントが同じ場所の場合は、さらにエントリーしてくるダイバーがいるのかどうかを確認してから上がるようにしましょう。
具体的には、エキジットポイントの手前の波の影響のないところで一度水面に顔を出し、エキジットポイントのダイバーの有無や波の様子を確認するといいでしょう。

ちなみにエントリー、エキジットが同一の場所の場合では、エキジットするダイバーを優先するのが基本ルールです。
しかしすでにエントリーしかけているダイバーがいる場合は、そのダイバーがエントリーし終わるまで沖合いで待機したほうがいいでしょう。

スロープを上がる際は、エントリー時と同じようにカニ歩きか後ろ歩きで。
少しでも波が来た場合は無理に進まず波をやり過ごしてからまた進むようにしましょう。
もし波が高い場合は、エントリーの際と同じように、転ぶことや器材の紛失を考えて、波の影響のないところまでフィンを履いたまま歩き、波の影響のない滑りにくい場所まで行ってから器材を脱着したほうがいい場合もあります。

また、もたもたフィンを脱いでいると他のダイバーのエントリーの邪魔になることもあるので、スロープ(ガイドロープ)の先までフィンを履いておいたほうが良い場合もあります。

そういった際は、できるだけギリギリまで泳いで戻り、これ以上泳げないという浅い水深のところで四つん這いになって、そのままハイハイして上陸してしまうのが一番確実です。そして上がってからゆっくりとフィンを脱ぐようにすればいいでしょう。

エキジットの注意点

エキジットも、エントリーと同じように海況とエキジット場所の状況によりエキジット方法をその度判断することが理想です。
慣れないうちは素直に施設やガイドに聞くこと、他のダイバーのエキジット方法を観察することがやはり大切なのです。

エキジットの注意点

できれば、エキジットポイントの手前の波の影響のないところで一度水面に顔を出し、エキジットポイントのダイバーの有無や波の様子を確認してから上がると安全です。

エキジットの注意点

波が高い場合などは、フィンを履いたまま四つん這いになってハイハイしてスロープに上がったほうが転ぶ心配がなく安全です。

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