5.ダイビング器材(ダイビングギア)のパッキング

いざ海へ!という時に困るのが、どうしてもかさばってしまうダイビングの器材(ダイビングギア)のパッキングです。

パッキングがうまく行かないと、せっかく楽しい旅行なのに潜る前に移動でへばってしまう事も。

ここではそんなダイバーの悩みに応えるための、超パッキング術をご紹介します!

パッキングの8ステップ

1.マスクケースでマスクを保護しよう

マスク

傷つきやすいマスクには、最大限の注意を払いましょう。

タオルやウエットで保護する人も多いですが、万全を期す意味ではやはりマスクケースを使用するのがオススメです。

ケースに入れたマスクは、BCの首周り、スペースに少し余裕のある部分へスッポリはまるように収納するとスマートです。

またケースがない、という人はフィンポケット(フィンの足を入れるスペース)に突っ込むとフィンが保護してくれるので便利です。

 

2.忘れやすいものは、まとめてBCのポケットへ入れよう

BC

ダイビングには意外にコマゴマとしたグッズがつきものです。

マスクの曇り止めや、水中スレート、水中ライト、ダイブコンピュータ、フロートなど、海に持っていく小物類は全てまとめて、ひとつの袋にまとめておくとよいでしょう。

パッキングの時点でこの袋ごとBCのポケットに入れておくと、ダイビングの時にも忘れ物になりにくく、バッグの中でもかさばりません。

 

3.レギュレーターのホース類をBCに巻きつけておこう

BC

レギュレーターなどのホース類はとにかくスペースをとるものです。なので、丸くまとめてBCのハーネス部分、取っ手のあたりにひっかけてしまうと楽チンです。

このとき、きつく巻きつけすぎるとホースを傷める原因になるので、ちょうどホースの輪がうまくBCのハーネス部分に収まるようにしましょう。

うまく巻きつけておけば、 BCをたたんだ際のデッドスペースに、レギュレーターがうまく収まる形になり効率的です。

 

4.ほんの少しだけBCを膨らませよう

レギュレーター

ポケットには小物、ハーネス部分にはレギュレーターが巻きつけられたBCに、ほんの少しだけ空気を入れ膨らませましょう。

こうするとレギュレーターの保護にもなり、BCの生地も痛めにくいです。空気を入れすぎると当然、不必要にかさばることになるので注意しましょう。

ここまで終わったら、デッドスペースができないように丁寧にBCをたたみます。上手にやればかなりコンパクトにBCとレギュレーター、小物がひとまとまりになっているはずです。

あるいはBCに空気を入れずに、インフレーターホースをクルクルまわし取り外しておくとかなりの省スペースになるので、どちらかの方法がオススメです。

 

5.フィンのフットポケットを利用しよう

フィン

デッドスペースができやすいブーツやグローブ、フードなどはフィンのフットポケットに入れてしまいましょう。

こうした小物がうまく収納できるだけでなく、フィンの型くずれも防げます。レギュレーターをBCに上手く巻きつけられなかった場合は、このフットポケットに1stステージ部分を入れれば保護してくれるので便利です。

そのほか、ダイブコンピュータやデジカメなど、慎重に持ち運びしたいものも、このフットポケットを利用するとよいです。

 

6.メッシュバッグにできるだけ器材を詰めてしまおう

メッシュ

メッシュバッグがある場合は、パッキングの段階でダイビング器材をメッシュに詰めてしまいます。

こうしておくと、現地で海へ出かける際にも断然便利です。

メッシュの一番下には、フィンを上下交互に入れてデッドスペースをできるだけ無くしましょう。

小さくたたんだBCやマスクなどもここへ詰め込んでしまうのがよいでしょう。

 

7.メッシュバッグをそのままキャスターバッグに入れよう

キャスターバッグ

多くのダイバーが使用しているキャスターバッグは、上下セパレートタイプになっていて、下にはダイビング器材、上には衣類などを入れられるようになっています。

この下の部分へ平たくまとまったメッシュバッグを入れます。

ビーチサンダルや水着など「海モノ」もこの下の部分に入れておくと、現地で慌てずに済みます。

 

8.最後はウエットで仕上げるよう

ウエットスーツ

最後にこのキャスター下部に、ウエットスーツをふんわり置きます。

2つ折りにしてメッシュを巻き込むようにすれば、ウエットが器材の保護をしてくれるわけです。

ただし、ウエットの生地には気泡があるので、あまりきつくたたまないように注意しましょう。

これでキャスター下部に全てのダイビングギアがまとまり、忘れ物もしにくくなります。

意外に役立つダイブトリップグッズ

物干し&洗濯ばさみ

当たり前のようでいて、意外に持っていく人が少ないのがコレです。

確かに多少かさばるし荷物も増えますが、旅行先で下着やTシャツなどをコマメに洗濯すれば、持っていく衣類自体を減らすこどができます。

ハンガーがない南の島のホテルなども多いので、オススメです。

 

液体洗剤

水に溶けやすいので旅行先では重宝します。

小さな瓶などに入れて、現地で使用しましょう。

※液体物の機内持ち込みについての詳細は下記より。

 

ジップロック

100円ショップなどで人気のジップロック(簡易防水袋)。

水着はもちろん、図鑑などをこれに入れてメッシュに忍ばせておくと、船の上でも愛用の図鑑を見られるので便利です。

美しいビーチの砂をちょっとだけ持ち帰る、なんて時にも役立ちます。

 

ガムテープ

バッグがちょっと破れたりした時に便利です。

また細かいパーツに分かれる、水中カメラグッズなどを一瞬まとめておく時などにも重宝します。

 

パレオ

水着の上のオシャレ着としてはもちろん、足を見せたくない女性にも重宝します。

ボート上では日よけに、肌寒い時にはちょっとしたショール代わりに有効です。

 

お菓子などのカン

ジップロックと同様、ちょっとした小物をまとめて詰め込んでおいたり、帰りにはちょっとしたお土産物入れにもなります。

小さいワレモノを入れるのにも便利です。

大きめのものが便利です。パッキングする時に分類もしやすく、持ってきたはずのものがカバンの中にない!なんてことになりにくいです。

 

クーラーバッグ

車でダイブトリップへ行く際は非常に重宝します。

防水性も高いので、濡れてほしくないもの、逆に濡れもの入れとしてなど、用途は様々です。

カメラ器材をまとめて入れるのもポピュラーな使用法です。

 

Tシャツ

割り切って、Tシャツはお土産がわりに現地で仕入れるという方法もあります。

そうすれば行く時にはあまり持っていかなくて済みます。

 

プラセーム

競泳グッズのプラセーム。絞って何度も使え、乾きが早いので、海でもお風呂でもプールでも重宝します。

いっそのこと持っていくタオルは、これひとつでいいくらいです。

おまけにこれにくるんで水着を絞ると、水着の乾きも早くなるスーパーグッズです。

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